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ハマオカの自慢の汐ぶり

極み熟成で、天然ぶり極上の味わいを一年中おいしく

熟成肉のように、魚も熟成で旨味が進化します。冬の冷たい海で獲れる「寒ぶり」。この時期のぶりは身がしまり、脂がたっぷりのっているので、霜降り肉のような旨味があり、もっともおいしいとされています。その「寒ぶり」を、熟練の職人技により塩で締めた後に浜風で干し、独自に培った熟成技術で一年中おしいく味わっていただけるように仕上げたのがハマオカ伝承 越中魚津「寒の汐ぶり」。熟成させた「汐ぶり」ならではの旨味を、ぜひご賞味ください。

越中魚津「寒の汐ぶり」

しおぶり 切り身

寒の時期に獲れた10kg超えの生鰤を汐ぶりに。江戸時代から伝わる「汐ぶり」は、越中魚津の伝承の味。6ヶ月以上じっくり熟成させたぶりは、生で食べるよりも旨みがギュッと感じられ、肉厚でジューシー。それでいてほろほろと柔らかく、口の中で魚の脂と旨みが広がります。フライパンや魚焼きグリルで焼き、たっぷりの大根おろしと食べるもよし、お好みですだちとも相性抜群。ご飯のおかず、ビール・日本酒・焼酎など酒の肴にもぴったりです。

しおぶり 切り身

しおぶり スライス

生でも食べられる、ルイベ仕立ての「寒の汐ぶり」。冷凍熟成させた脂の乗った汐ぶりのみを使用しています。薄くスライスした切身は、高級生ハムのように、そのまま食べることができます。とろける旨味がお口いっぱいに広がり、至福の味わいです。まずは贅沢にそのままで。わさびや柚子胡椒、オリーブオイル、お好みのチーズを削りかけても美味。ビールや日本酒、ワインなど酒の肴やオードブル、ご飯のお供にもぴったりです。パッケージ内には、間伐材で作った魚の形のフォークが付属しています。

しおぶり スライス

しおぶり フレーク

冬の寒い時期に仕込んだ「寒の汐ぶり」を、ひとつひとつ丁寧に焼きほぐしました。全ての工程を手しごとのみで仕上げています。
食品添加物は、一切使用せず、天然鰤(ぶり)と塩のみを使用しました。簡単レシピでは、アレンジ方法のご紹介をしています。ご自分の好きな食べ方を楽しんでください。

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しおぶり フレーク

ぶりにまつわるあれこれ

雷鳴がぶりを招く

雷鳴がぶりを招く

冬、富山湾に雷鳴が響き「ぶり起こし」と呼ばれる現象が起こり、この時期のぶりは脂と旨みたっぷりの「寒鰤」として親しまれています。先人たちは、この美味しさを遠方の人々にも届けるべく冬の風物詩「汐ぶり」を生み出し、その伝統は魚津の職人たちによって受け継がれています。ぶりに塩を振り、寒風にさらして熟成させ、生では味わえない濃厚な旨みを引き出します。

娘婿の出世を願って

娘婿の出世を願って

古くからぶりは「出世魚」として有名で、その縁起のよさから神へ捧げる清浄な魚として選ばれてきました。富山県では、娘の嫁ぎ先への年末・年始のご挨拶に出世魚の「鰤」を送ります。出世魚の如く娘婿の出世を願う義父母の気持ちの表れでしょうか。地域によっては「半返し」と言い、片身や切身にして頂いたお嫁さんの実家にお礼として届ける風習もあります。

神事にもぶりを用いる

神事にもぶりを用いる

加茂神社(射水市)にて行われている「鰤分け神事」は平安時代から伝わるお祭りごと。毎年、元日に氏子らが「汐ぶり」を神前に捧げ、家々の繁栄や無病息災を祈り、お下がりを頂くという神人共食の古い形式を残す神事です。信州地方では年末に神棚や床の間に汐ぶりの切身や尾をお供えする風習があります。1年間の健康と幸福を願い、感謝の気持ちでお供えします。

ぶり街道

ぶり街道

ぶり街道。江戸時代から昭和初期にかけて、富山から越後糸魚川や飛騨高山を経て信州へ汐ぶりを届けたという歴史があります。「ぶり街道」を幾日もかけて歩荷が担いました。 酒粕で煮る、茹でる、塩抜き後焼く等…。地域により、食べ方も様々です。 文禄の頃(1590年代)古くは、前田利家が豊臣秀吉に、「汐ぶり」を献上したというお話があります。

魚津の水循環

魚津の地形

魚津の水と魚がおいしい理由は、地形と独自の「水循環」にあり。日本海の海水が蒸発し雲となり、雨や雪になり、やがて水となり川へ流れ、海へと戻るのが7~8割、2~3割は森から水分を吸収し、大地に地下水として浸透。10年~20年の歳月をかけて「海底の湧き水」として溢れ出て、この間森林は水に旨味を与え、土は水にミネラルを与えます。このような循環が一つの街で完結している特異な地形は世界的にも稀で「魚津の水循環」と名付けられています。

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魚津の地形が生み出す水循環